当センターが実践している、カウンセリングは、精神分析の知見に基づく、精神分析的心理療法(カウンセリング)、および遊戯療法(プレイセラピー)です。
その中心にあるものは「心に浮かんだことを自由に表現し、語る」という方法です。
セラピスト・カウンセラーとともに、面接室の中の「今ここ」の気持ちや考えを大切にし、頭で考える、理解できる「認知」の部分だけでなく、より深く心の無意識の世界までを探索しながら、現実に生じている問題を理解していきます。
精神分析では、そして精神分析的心理療法においてもカウチ(寝椅子)を使用する場合がありますが、当センターでは通常の心理療法と同じく対面で行っています。。
子どもの場合は、玩具等を使用し遊びを中心としたプレイセラピー、中学生以上の方は、面接室の「今ここ」で自由に思い浮ぶ、日常生活の出来事や夢、空想、物語などを通して心を探索していきます。
何をどこから話せばいいのかわからないと思っておられる方も、上手く言葉にできないと感じておられる方も、子どもがちゃんと話せるか、あるいは理解できるかと心配しておられる保護者の方も、セラピスト・カウンセラーが丁寧に道案内をさせていただきますので、安心して来ていただければと思います。