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自分にとっての「適度」な変化とは?

春の便りが聞こえてくる頃となりました。

この冬はインフルエンザが猛威を振るいましたね。医療従事者の方々にとっては、まだしばらくは気が抜けない時期だと思います。加えて年度末の異動や退職、転職など、生活の変化を予定されている方にとっては、さらに気忙しい日々となっていることでしょう。

新しい仕事や職場、新しい人との出会いという華やかに見えるものの裏には緊張と不安が必ず伴います。人は変化に対して積極的であればあるほどストレスを感じにくいものですが、それはストレスの受け止め方によるもので、感じていないからストレスが全くないとか、全く平気だということではありません。ですが、変化が全くなく漫然と毎日が過ぎていくことも逆にストレスを高めることになります。心の健康という観点から見ると、適度な変化は必要だと言えるでしょう。

では「適度」というのがどの程度なのか、ということになりますが、そこには個人の性質やライフステージなどを考慮しながら、その時々の状況で判断していくことになります。

この春に変化が待っている人も、変わらない人も、自分にとって“今”の「適度」とは何かを考えてみるのもいいかもしれませんね。

ワンポイントアドバイス 自分の「適度」が現実や環境といつも折り合うとは限りません。心のレベルだけでなく、身体や行動、周囲との関係などにも視野を広げて、全体のバランスを取るように心がけましょう。

 

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