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長期休みとメンタルヘルス~ギャップというストレス~

明けましておめでとうございます。

お正月休みをどのように過ごされたでしょうか。ゆっくりできた人も、慌ただしくて疲れたという人も、長い休みの後は体や気持ちを日常に戻すのにも一苦労ですね。

長期の休みは、“休み”という日常からの変化です。人は安定して日常が回っているとその日常に応じたストレス耐性ができ、その中で多少のストレスがあってもそれなりに対処できます。長期の休みは、日ごろの緊張を緩め、リフレッシュするためにも必要ですが、ストレス耐性も一時的に低くなるため、日常とのギャップの大きさによっては、環境変化と同じく大きな負荷となります。

長期の休み明けにストレスを感じる要因をいくつかあげると、仕事や職場のストレスが高いこと、生活リズムの変化による自律神経の乱れ、旅行やレジャー、帰省などでの身体的疲れや気疲れ、楽しい時間の後のいわゆる「○〇ロス」のような状態などがあります。また、休みの間にいろいろ考えすぎて抑うつ的になったという人もいるかもしれません。

生活リズムを整えるなど個人の努力も大事ですが、それぞれのあり方、多様性を認め合える職場環境や人間関係がギャップを埋める大きな助けになります。

ワンポイントアドバイス 休みに無理をした自覚がある人はよりいっそう、リフレッシュできたと思っている人も、休み明けのギャップにはゆっくりと適応することを心がけてくださいね。

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