COLUMN

仕事

自殺予防の十箇条

2022年6月

初夏の暑さが感じられるようになりました。5月のゴールデンウイーク明けには有名人の訃報が続き驚かされましたね。個人それぞれの事情があるにしろ、それだけこの時期のメンタルヘルスのバランスをとるのは難しいということは言えると思います。
厚生労働省は「職場における自殺の予防と対応」の中で、「自殺予防の十箇条」として次のようなものを挙げています。

1.「うつ病の症状に気をつける」

2.「原因不明の身体の不調が長引く」

3.「酒量が増す 」

4.「安全や健康が保てない」

5.「仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う」

6.「職場や家庭でサポートが得られない」

7.「本人にとって価値あるものを失う」

8.「重症の身体の病気にかかる」

9.「自殺を口にする」

10.「自殺未遂に及ぶ」

このようなサインを数多く認める場合は 早い段階で専門家を受診するように促しています。中には人付き合いが乏しいと発見されにくい項目もありますね。特にうつ状態が強くなると、自分では気づきにくくなりますので、周囲の人の気づきがとても重要となります。  
気がついたことをお互いに気軽に声を掛け合える職場づくりを日ごろから心がけておくことが大切ですね。

ワンポイントアドバイス 1年の中間地点としてのこの時期にセルフチェックをしてみましょう。厚生労働省の「働く人のメンタルヘルスポータルサイト:こころの耳」https://kokoro.mhlw.go.jpを参照してみてください。

厚生労働省 悩み相談 https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro

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