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ストレスに名前を付けてみよう

明けましておめでとうございます。

昨年はコロナとの共存生活にも慣れ、年末年始もコロナ前の日常に戻ったという人も多かったと思います。年末年始は行事ごとが多く、お正月休みも慌ただしく、疲れと冬の時期の日照時間の短さは抑うつ的な気分をもたらしがちです。

この時期に限らず、日本の四季の移り変わりはわびさびを始め、日本人特有の細やかな情緒表現を生み出していますが、体感していることを言葉にしていくためには、心と体を上手く使う必要があります。逆に言うと言葉にならない疲れがたまりやすいと言えます。

言葉になる・するというのは、物事や状況・状態に名前がつくということでもあります。名前がつくと理解や対処可能なものになり、人と共有することもできるようになります。反対に名前がつかないものは幽霊と同じで、どこまでも不安が広がっていくことになります。

お正月に初詣で厄を払った人も多いと思いますが、「厄」が具体的に何かわからなくても、「厄」という名前があることで、お参りするという具体的な対処ができ、不安な気持ちを「払う」ことができるのです。

日々のストレスにも上手く名前を付けて良い年をスタートさせてくださいね。

ワンポイントアドバイス 上手く名前を付ける一番良い方法は、人と話すということです。言葉にならないものが人と話すこと、人の言葉を聞くことによって自分の中で繋がり、言葉になっていくのです。

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